親の認知を認めるとき
父がトイレに間に合わない理由のひとつに、認知の進行があげられていました。
皆さん、家族がなかなか認めないものだとご存知なので、遠慮もされていたのでしょうが、
もうひとつ、ピンときませんでした。
でも、ある夜、父の所に訪問すると、部屋の中は大変暑く、父もパジャマの下に着込んだシャツを脱ごうとしているのですが、無理があるのです。
つまり、
寝たまま、パジャマを着たまま、シャツを引っ張って脱ごうとしていました。
起きないと無理と言うと、いつものように起きれないといいましたが、
どうも、起き方が時々判らなくなってきているようです。
今までは単に甘えてのことだろうと考えていましたが、それだけではないのかもしれません。
流石に、認知を実感しました。
ショックが収まると、
父の認知が進行した場合、独居は危険なこともあり、施設に入る順番待ちを掛けることにしました。
いくつかの施設に絞り、見学にも行くつもりです。
最有力候補は、母の入っているグループホームです。
認知の進行如何にかかわらず、ここなら、父に移行を進めやすいですし、家族の訪問も一箇所なら、分散しないで訪問回数が減らなくて済みそうです。
とりあえず、手押し車で歩くことにより、父自身が健康に自信を持って欲しいし、歩行が脳に刺激を与えてくれることを期待しています。
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