2006年11月26日
友の死
突然知人の訃報が入りました。心不全での急死、五十台前半です。
昔々、私にも時間のたっぷりあったころ、その人と主人とでよく大原の早朝ゴルフに行きました。朝の四時に起き、五時過ぎからラウンドをします。
ゴルフは、人生の喜びと悲しみと、得意の絶頂と自己嫌悪と、いっぺんに味あわせてくれるスポーツです。だから、娘が結婚したい男が居れば、一度ラウンドしてからと言う父親も少なくないし、その人の長所と短所がよく判るのです。
だから、知人とは、いろいろ付き合ったわけではないのですが、よく判りあつた仲でした。食事するときに座る席までいつも一緒でした。
共に丘を登り、丘を下り、共に笑い、共に嘆きした遠い日々が思い出され、もう二度とそんな日々に戻れないのだと知らされます。
「友が鬼籍に多くなり」という言葉が実感してきましたが、今は自分は死んでも死に切れないという思いがあります。主人はともかく、親を置いては、と思っています。
介護はしなくてはならない事が山ほどあり、親に良かれと言う気持ちから、睡眠時間を削り、お風呂も諦め、自分の冬支度はしなくとも親には暖かくと、してしまいがちだけど、一番の親孝行は、自分を大切にしてやって、健康を維持する事、なのかな。
昔々、私にも時間のたっぷりあったころ、その人と主人とでよく大原の早朝ゴルフに行きました。朝の四時に起き、五時過ぎからラウンドをします。
ゴルフは、人生の喜びと悲しみと、得意の絶頂と自己嫌悪と、いっぺんに味あわせてくれるスポーツです。だから、娘が結婚したい男が居れば、一度ラウンドしてからと言う父親も少なくないし、その人の長所と短所がよく判るのです。
だから、知人とは、いろいろ付き合ったわけではないのですが、よく判りあつた仲でした。食事するときに座る席までいつも一緒でした。
共に丘を登り、丘を下り、共に笑い、共に嘆きした遠い日々が思い出され、もう二度とそんな日々に戻れないのだと知らされます。
「友が鬼籍に多くなり」という言葉が実感してきましたが、今は自分は死んでも死に切れないという思いがあります。主人はともかく、親を置いては、と思っています。
介護はしなくてはならない事が山ほどあり、親に良かれと言う気持ちから、睡眠時間を削り、お風呂も諦め、自分の冬支度はしなくとも親には暖かくと、してしまいがちだけど、一番の親孝行は、自分を大切にしてやって、健康を維持する事、なのかな。