この頃
母の入れ歯が合わないようです。
を向けると、母的には、すごくいいスマイルをしてくれるんですが、気の毒に、入れ歯がパカッと浮いているんです。
母は、入れ歯は、見た目用です。
人と会う時にはめて、普段ははめません。
だから、いつまでたっても違和感があるのだと人は言い、私も、そうなんだと、困ったものだと思っていました。
でも、訪問歯科医の先生を紹介していただき、お逢いしてお話を聞いてみたら、
入れ歯と言うのは、眼鏡以上の違和感があるもののようです。義肢くらいといわれてもピンときませんが、
もともと裸足で歩いていたものが、急に靴をはかなくてはならないようなもの、というのは、かなり、ピッタリきましたね。
だから、調子によっては、付けていると痛いときがでるのは、当然だし、長く付けていると具合が悪くても口に馴染んでいるので、むやみと替えないほうがいい、ということも、理解できました。
結局、母の入れ歯は、要観察、母がその気になるの待ちとなりました。
高齢者本人と、家族の思いのすれ違いは、よくあることですが、こういう風に言っていただくと理解できます。
人の参考になれば、と書いてみました。