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Posted by 京つう運営事務局  at 

2006年11月18日

スカーレット・オハラ

風と共に去りぬ」を観たのは、中学校のときです。もちろん、その時でもリバイバルだったんでしょうが、子供が観ていいのかと思いながら行きましたね。
一番印象的だったのが冒頭に花々が映り、タラとなる、その美しさでした。ドレスの美しさに心奪われていた中学生の私も、こんな年になり、先日安売りのDVDで「風と共に去りぬ」を見つけて買ってみれば、全く異なる印象を受けました。

半世紀を生き抜いてみれば、昔映画を観て友と「スカーレットの元にレット・バトラーは戻ってくるのやろか」戻ってこないなんて、辛すぎると思った気持ちには、とても戻れません。
一番驚いたのは、アトランタからタラに戻ってみれば、母は亡くなり、父は現実を受け入れられず認知症となっていたのを、全く記憶していませんでした。
そう、スカーレットは介護しながら生き抜いていたのでした

仕事と介護に埋没しながら生きていると、全ては既に終わってしまった気になってしまいます。遊ぶ事も、お洒落も。でも、今度の休みには、昔買ったままのブーツを引っ張り出して履いてみようかな。まだ、なにも終わっていないのを、スカーレットは教えてくれた気がします。
  


Posted by tao  at 00:23Comments(0)介護生活