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Posted by 京つう運営事務局  at 

2006年10月25日

外出への突破口

父は自由に外出できないのが、今の生活で一番の不満のようです。それは、父の歩行が不安定で、しばしばふらつきが起こり、転倒も起こるからなのですが、そういった状態で実家では心の趣くままに行きたい所に行っていましたので、父にすれば「なぜ???」なのでしょう。
言ってみれば、幾ら自分のためとはいえ、「幽閉されている」というか、「快適に飼われている」感がぬぐえないのかと思います。生きがいも持てず、食欲も落ちています。ディサービスに隔日で行っているときは完食なので、それでもっている様なものです。
なんとか、父に外出をさせてあげたい、という事で方法を探ってきましたが、シルバー人材の方をお願いできないかと、以前から思っていたことを当たってみました。お話はかなり具体的なものでした。
まず、当然ながらシルバーの方ですから、力の要る介助はされない事、介護の言葉で言うなら「身体介助」は出来ない「生活援助」ならできる、という言い方でした。
私はいろいろ経験してきたのでよく判りますけれど、つまり、お掃除とかゴミを捨てるとか、買い物を替りに行くとかはできるけれど、寝ている方を起こしてあげるとか、車椅子に乗せるとか、着替えをさせるとかはできないという事です。
車椅子に乗せるところまでして下されば、車椅子を押しての外出は出来ない訳ではない、という事ですので、同居でしたら、そうしてお願いすれば、本人の気分転換にはどんなに素敵な事でしょうね。そして、連れて帰るところまでしていただければ、またあとは家族で出来る、ところが私はそれが出来ないのに、外出させたいのですから。
一生懸命、父が着替えは一人で出来る事、デイサービスでは杖で歩行している事などを訴え、外出に必要な介助はエレベーターに先に乗って開けるのボタンを押しておいて下さるとか、タクシーに乗るとき荷物を持って下さるとか、していただければと話し、やっと、明日面接にきてくださるところまでこぎ着けました。
さて、どうなる事やら、期待と不安で今夜は眠れるでしょうか。
  


Posted by tao  at 23:51Comments(0)実家の父の話