昼に寝て、夜起きる。高齢者は、
ありがちなことらしいです。別にお水の人とか、夜働いて昼に寝てられるのだから、それと同じで問題ないような感じですが、それが、あるんですよね。
徘徊のある人が、家族の寝ている夜に歩き回ると言ったら、その大変さが察してもらえるのではないでしょうか。
トイレに行こうとして失敗して、自分で処理をしようとしてかえってとんでもない事をしてしまうのも、昼なら発見しやすいですからね。
母は一時ベット上でおむつ交換され、
膀胱炎となりました。そこで抱えてトイレまで連れて行き、排尿・排便後、陰部洗浄を行うことにしました。膀胱炎のため頻尿ですから、
一時間おきにトイレコールが掛かってくるのです。
夜中でも。
夜は静かで、起きていると孤独感がつのるようで、人恋しくもあるようでした。トイレに行きたくなくても、トイレといわれると走っていかざるを得ません。やはり、
夜寝てもらうのが一番です。
母は一時
睡眠薬に依存していました。認知症が入っていますから、ベットテーブルに薬を置いておくと、服用した事を忘れて又のんでしまうのです。隠すと夜中に電話が掛かってきます。「薬持ってきて」掛けた事を忘れて何回も掛かってくるのです。
自然に寝てもらえるためには、昼間起きてもらう、これに勝るものはありません。母の場合、ごく軽い認知症ですから、
外出してもらおうと、新しいケアマネが方向を打ち出され、
そのためには何をするべきか、母の場合は
美容院と入れ歯でした。結果、
カツラも買いました。
綺麗になったから、外に出ようという事です。
父は、昼食後散歩し、満腹と疲労で
昼寝タイムとなり、目覚めると日付が替わってしまいます。時計を見て朝の五時か夕方の五時かわからなくなり、ディサービスに行かなくてはならないとか、大騒ぎしてしまうのです。お薬は夜なのに朝のものをのんでしまう危険があります。訪問看護婦さんのアイデアは、デジタル時計でした。
24時間表示のもので日付が入れば、間違いは無くなる。ところが、今のデジタルは殆ど午前・午後表示なんです。これには参りました。
今は24時間表示を探している途中です。これが、効くんじゃないかなぁと思うんですが。